2022-07-25

実家にて

 24日の昼。東京から実家へ。親と顔を合わさずに自分の部屋に直行すると、テレビと布団とクーラーボックスがどんと置かれていた。中には大量のチクワとお茶が入っていて、部屋のドアのところには除菌のアルコール類がいくつか置かれていた。トイレなど部屋から出る時は手と足の裏を除菌してから出る。そのままアルコールを持ち歩いて、行動した軌跡を全てアルコールでべたべたにしてまたひっそりと部屋に戻る。除菌の為なんだが、なんとなく「ついに僕はアルコールの化け物みたいなのになったな」と思った。

チクワだけでは厳しいので、他に食べたいものがあれば母ちゃんに電話をする。しばらくすると紙皿に食べ物が乗って部屋の前に置かれている。ドア越しに「こりゃ犬だな」と母ちゃんがケラケラ笑ってた。

普段なら時間を持て余したら酒を飲む。時間も潰れるし僕も潰れる。これで今回もあっという間に隔離終了と予定していたのだけどトイレがめちゃくちゃ面倒で、トイレ回数が増えると自らでべたべたにした階段からいつか落ちるな。やば。と思ったら怖くなった。ちょっと前に階段で足を痛めて、それがまだ治ってないのにまた落ちるの嫌だし、こっちの階段は自宅の階段より長くて急勾配で、落ちた先には下駄箱の角がある。

酒も無しか。と途方に暮れていると時間は全然過ぎていかない。たった数時間で耐えれるか心配になってきた。昨日「まあ隔離が10日追加されるくらい別に良いか」と一瞬思ったけど、これは全然良くない。みんなとこうなっちゃわなくて良かった。イマールのあの謎の終了の合図は大変ありがたかった。

下に親がいるし、連絡の手段を絶たれた訳でもない。WiFiも繋がってる。でもなんだか孤独な感じがするのはこのかくり…いやそれは二日酔いのせいかと気がついた。そういえば体調悪い。この二日酔いの感じだとやっぱり昨日も結構飲んだわけで、そうなると迎え酒作戦の効果はあったのかもしれない。昔、ウコンやらハイチオールCやらブロッコリースプラウトやら、あの手この手で泥酔対策をしたが、ロンリコやスピリタスの前では無手に等しかった。結局、酒には酒で。という危ない手段しかないのかもしれないし、これも違う可能性もあるし、コレが正解だとしてもこんな事を繰り返したらもう元には戻れない、もう誰も笑えない結末しか見えない。

ヒマなのでブログを書いた。パーティー終わって帰宅して、レコード片付けて、ブログを書くまでが僕にとって一連の流れなので、これ書き終えて一息つけた。