2013-04-30

松本市二日目

●4月29日。月曜日。松本市二日目。
ガルさん達に同行させてもらった。蕎麦屋にて「さて、どこに行きますか」と話す。カアリイが神社仏閣にしか関心を示さず「松本城は別に」という感じだったので松本城はすぐに却下された。この時点で僕の一番の楽しみは消えたわけだが、神社仏閣も好きなので気にしない。
で、穂高神社という所に行く事になりました。「金運アップ」だそうです。金だ金だあ。


30分くらいで穂高神社着。車2台で行って、ガルさん達が遅かったので合流する前におまいりとかおみくじとか全部済ませた。あっちの車はまだ来ない。女の子がガルさんに「まだですか?」と電話したら「後ろを見てごらん」と言われたので振り返ったがガルさんはいなかった。おお、その嫌がらせは絶妙だなあと感心したが、よく見たらガルさんいたからちょっと残念だった。

合流したら「スプーンカフェでもチラっと見ますか?」という話になって、地元ではないカアリイや僕にはさっぱり意味が分からなかったけど行く事になった。

で、スプーンカフェ。これが文章では説明しにくい。とりあえず店の外にはクオリティ高めのスプーンで作られた人間大くらいのスケールのエイリアン1体と、プラスチック製かなんかの市販品らしきエヴァンゲリオン(これも人間くらいのサイズ)2体が無造作に置かれていた。あと「スプーンは幸せをすくう」という意味がわかるような分からないような字が書かれた旗が立っていた。入り口のドアにはFACEBOOKの「いいね!」のマークを手書きしたやつが貼られていて、これも意味が分からなかった。書けばキリがないほど細かい物がいろいろと無造作に無意味に置かれていた。
店の中はもっとたくさんの無意味なものが無造作に置かれていた。多すぎて、ほとんど全部忘れた。
店内の何箇所かにメニューが存在したが「牛ロース 200万」みたいなのしかなかった。
お店の人がクス玉を持ってきて、これをパカンと開いたら本物のメニューが出てきたが、この本物のメニューにも一部偽物が混じっていてもうよくわからなかった。
後ろの席にいたカップルから「なにこれー」と聞こえてきたので振り返って見てみると男の人が傘をさしていて、その内側にメニューが書かれていた。くす玉のほうが見やすい。
僕はりんごジュースにした。これはまあ普通だったのだけど、コーラの人はでかいバケツに入って出てきたし、コーヒーの人は醤油の小瓶にコーヒーが入っていて、ガムシロップはオリーヴオイルの小瓶に入っていた。また後ろの席から「私、これやだー」と聞こえてきたので振り返ってみると、黄色い炭酸ジュースがシビンに入っていた。

席に置いてあった落書き帳をパラパラと読んでいたら「ランチの値段に惹かれたので入ってみましたが、まさかこんなお店だとはびっくりです」みたいに書かれていたのがあったが、あんな分かりやすく違和感だらけの外見をマルっと無視してランチの値段に飛びついた事のほうが驚く。そんな人もいるんだなあ。
あとはとにかく「トイレが怖かった」「トイレやばい」みたいなのが多かったので僕もトイレに行ってみることにした。悲鳴あげそうになった。


全員ぐったりして店を出て、松本駅へ。カアリイのお見送りをするはずがチケットの予約が取れていなくて、満席だらけで2時間後の電車に変わったので松本駅から近くのカフェへ。スプーンのないカフェ。いやスプーンがない事はない。
みんなでご飯を食べていると女装したおじさんが通った。この松本市では有名な人らしい。とくに女っぽい仕草でもなく、特にスタイルが良いわけでも、女っぽい顔をしているわけでもない。
このおじさんの話題でもちきりになったけど、僕はこの時
これがチラチラと頭をよぎっていた。あれより下かよ。

あれより下かよ。


今日このまま帰るのももったいないのでFAMEが開いてたら長野市に移動して戸谷さんと泥酔でもしようかなと思ったけどFAMEはお休みだったので断念。「お店が休みでも呼び出せばいいじゃないですか」と言われたが、そこまで気合の入った感じにしたくない。あれ、僕は何を考えているんだ。FAMEに行くのもヤバいだろ。もったいないとか何言ってんだ。休まねば。

カアリイの電車の時間になって、みんなでお見送りして僕も帰る事にした。もう外はしっかり寒かったのでカイロ10個入りを購入して、コンビニで服脱いでカイロを全身に貼り付けようとしたら貼れないタイプのカイロだったのでまた服を着て、またマツキヨ行って、またカイロ買って、コンビニで10個貼り付けて、ついでに貼れないカイロも全部のポケットに入れて、これはこれで何か身体に悪いかもしれないなと思うほど防寒に徹した。あっつーい。コンビニからバイクまでの数分で汗だく。

暖かいのでとりあえず高速乗りながら「岐阜とか寄って誰かとニュー玉宮いきたいなあ」と考え始めた。

1時間後。うっすらと「カイロ20個じゃ足りないかもしれない」と思い始めた。

さらに1時間後。岐阜に寄るとかバカじゃないの。寒すぎ。帰ろ帰ろ。
と言う事で土岐ジャンクションで豊田方面を選んだ。


松本のみなさん、僕全然関係ないのに便乗してしまって、いろいろとお世話になりました。
ありがとうございました m(_ _)m


いま、日記を書きながら「もしFAMEが開いてたら、月曜日はそのまま長野市に泊って、そうなるとヨウが新潟に戻るから火曜日は新潟に行けてしまって、そうすると他の人の予定も見事にハマってまだまだ家に帰っていなかっただろう」と気が付きました。危なかった。


しばらく大人しくします。

長野県松本市

●4月28日。日曜の夕方。さっきの日記のつづき。
ゆるい感じで家を出たのでまあまあ薄着。豊田の時点でもまあまあ寒い。ちょっと雨がパラっと。
これはもう断念かなあと思って、カアリイにも「たぶん無理です」的なメールだけしておいて、それでも一応向かってみた。覚悟が決まらないので高速には乗らない。カアリイからは「いや、来れるっしょ」的なメールが来てたのでもうちょっと絶望的に雨ふんねーかなーと思いながらもうちょっと進む。 雨パラっとしただけで止んだ。止んだのであります。もうちょっと進む。でももう雨とかの問題じゃなくてすげえ寒い。まだ豊田出てないのにすげえ寒い。走れども走れども、夜は更けていくし標高は上がっていくわけだから希望がない。たぶん引き返したほうがいいのだけど、その覚悟も決まらない。

1時間後。もうどうしようもない状態になった。行くも地獄、戻るも地獄。コンビニ無いし、近くに高速も走ってない。そして寒さのあまり僕は錯乱した。
「さむいよう。ここどこだよう。怖いよう。誰もいないよう」 と半べそかいたり「いやー、トンネルとか暖かいよね。暖かいといえばトンネルだよね。明るいし!」みたいな事をぶつぶつ言ったり、そこそこの声量で歌を歌ったりした。リミックスの影響もあって歌った曲は「It Don't Mean a Thing」というあたりが僕っておしゃれだなと思ったが、とにかく、かつては山の中で仮眠が取れたほどのタフさを持っていた男がここまで弱くなるかというほどに取り乱した。デュワッデュワッデュワー。

もう歌うのも飽きた頃にやっとコンビニを見つけた。ガッタガタ震えながらコーヒーを買ったら、店員さんが「いつもはこんな寒くないんだけどねえ。寒いから店内で飲んで良いよ」 というのでお言葉に甘えて30分くらい滞在した。さらにカイロを2個買った。復活。復活したのであります。
さらにすぐに高速の乗り口を発見。発見したのであります。

 もう迷うことなく松本方面へ。独り言は一切なし。歌う曲は「BORN TO BE WILD」。 絶好調。

一時間後。まだ着かない。すっかり冷えた。山道じゃないから錯乱するほどでもなかったがもう何も歌う元気はない。これは旅なのか。楽しい旅なのか。と自問していた。

さらに1時間して松本市に到着。歯がカチカチ鳴ってた。

カアリイとガルさんが迎えてくれて、バイク置く場所を教えてもらってクラブ内へ。クラブは暖かいなあ。幸せだなあ。あ、ここ来た事ある。一回目のりんご音楽祭のとこだ。

昨日、髪を切ってしまうほどに飲んで反省中なので酒は控えようと思ったのだけど、あまりにもアウェイなので飲むしかねーなと思って飲んでたらだいぶ楽しくなってきて、気が付いたらもうタクシーに乗って逃げていた。

最近、パーティーの最中の記憶が少なくてそこに関して書くことがほとんどない。


つづく

東京以降

●4月22日。火曜日。昼過ぎに東京から戻る。
新幹線でも寝たし、帰ってからも寝た。 よく寝た。

●水曜日。身体はすっかり回復したけど妙に元気がでない。たぶん二日酔いの自己嫌悪みたいなやつ。
まあちょうどいい機会なのでリサイクルショップでレコード漁って、リミックス作業に取り掛かる事にする。締め切りは「大体今週中」みたいな感じだから集中せねば。おかげで日曜日に友達と行こうと思っていた恐竜博物館はおあずけとなった。

 ●木曜日。リミックスができた。なんてこったい。一日で完成したのは初めてだし、ちゃんと事務所からもOK出た。恐竜博物館断っちゃったじゃないか。
Betty AngelicaというバンドのCD「SO NICE」より「come on a my house ~ It Don't Mean a Thing 」のメドレーのリミックスです。忘れた頃くらいに7インチで出ます。

●金曜日。暇になったので午前中はスロット。帰ってからはモンスターハンターに没頭した。
  ついに「リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャン」の4頭討伐クエをクリア。昨日と今日、なかなか調子が良い。

●土曜日。ネット見てたらこんなものを見つけた。


アイドル好きの友達を「気持ち悪い」と散々罵っていたのに、実際は僕のほうが下だったので画像を添付して「俺のほうがヤバかった」と謝罪のメールをしたら「このカスが!」と入ってきたのだけど「よく考えたらお前は3位のも当てはまるから総合ポイントで はお前のほうが下だ!」と返信したら「おまえは8位の占いも好きだろ」と返ってきたので、あとは占いのポイント次第で僕らの優劣が決まるのだけど、もうこの時点で悲しくなってきてしまったのでどうでもよくなったのだけど、結局は「いや、俺は萌え系アニメはハマってねえ!」と言うので「俺だって占いなんて興味ねーぞ!」と返信。このあと1分後くらいに「・・・と言う事はやっぱり俺のが下でした。ごめんなさい」で終了した。
ちくしょう。ギャンブルすげえ嫌われてるな。

夜は酒を飲むことにした。 最近は赤提灯の居酒屋っぽい雰囲気が好きなのでYOUTUBEで演歌とかを聴きながら飲みます。「紅い花 / ちあきなおみ」から始まって「愛燦燦 / 美空ひばり」や「舟唄 / 八代亜紀」「時代おくれ / 河島英五」「横浜BJブルース / 松田優作」「ダウンタウンブギー / 佐々木潤」「横浜BJブルース(ライヴ) / 松田優作」「松田優作のCM集」「探偵物語のOP / 松田優作」「AMIのCM集」という感じでいつの間にか松田優作ループになって、そのまま意識がなくなった。

●日曜日。今日は長野県でカアリイがDJをやるというので、恐竜博物館もやめちゃったし遊びに行こうかなと悩んでて、でもそれの為だけに長野県はキツいから、ついでに新潟でヨウと飲めたらいいなと思ってヨウのスケジュールを聞いたらその日は新潟にいなかったので断念。
じゃあ長野もやめとくかなと洗面所で歯磨きしながらぼんやり考えてたら髪が短くなってて驚いた。あわてて部屋に戻って髪を切った形跡を探した。ちゃんとゴミ箱に新聞紙が丸めて捨ててあった。ほう、ちゃんと片付けはできてるじゃないか。
急いで友達の美容院に電話して、10分後には美容院の椅子に座っていた。整えてもらってる最中に友達に「自分で切ったからずたずたっしょ?」と聞いたら「ハサミが悪い。髪が傷むからもっと良いやつを買え。」としか言われなかった。

で、午後3時過ぎに帰宅。ヨウに「朝のメールの後、髪が短くなっててビビったよ」と報告。何があったんですか?と聞かれたので



という感じで、報告してる最中にふと我に返った。部屋の片づけが出来てた事でついうっかり「片付いてるならまあいっか」みたいな気分になっていた。シラフの僕がしっかりしないでどうするんだ。
このメールの後しばらく動けなかった。何をするわけでもなくただ動けなかった。これ以上酒癖が悪化したらどうなっちゃうんだ僕はとすごく不安になった。ひとりで飲むのはしばらく控えようと思った。

夕方になって金縛りが解けた。ヨウには断られたものの「長野行こう。旅行だ旅行」みたいな気分は消え去っていなかったので、とりあえず豊田経由でのんびり下道で向かって、行けそうだったら行っちゃおうみたいなゆるい感じで家を出ることにした。

つづく

2013-04-23

4月3週目の日曜日。

●そしてマンガ喫茶で目を覚まして、日曜日。
友達と鎌倉に行く予定だったので 起きたら新宿に移動。移動したけど、友達に「いやいやいや、あんなに夜中にお金がないようってメールがきたらさ、もう鎌倉ないなと思うでしょ」と言われてごもっともですごめんなさいという事で鎌倉は無しになった。
無しになったので、新しくなった下北でもうろうろ。でも実際のところ新しくなった下北はあんまり変化がなかった。踏切が下りないというくらいか。

で、いつも目の前を通っていたけどスルーしていた焼き鳥屋へ。
ここが安くておいしかったし15時からオープンしていたので、今度誰か連れてこようと思う。

で、代々木八幡に移動してカレー食べました。食べ終えたところでまだ夜7時前。まだ7時にもなってない!という感じで、早い時間から酒を飲むと時間が得した気分になる。人生的にはおもいきり損していると思うが。

と言う事で平林さんに電話。偶然にも代々木八幡で飲んでいるとの事で合流。山中氏もいた。
このお店で終電まで飲んだ。このメンツは本当にすごく落ち着く。



●4週目。月曜日。普段はアルコール度数の強い酒をガッと飲んで、パッと意識がなくなるスタイルだけど、土曜日と日曜日は度数の低い酒をダラダラと長時間飲み続けた。この飲み方が合わないのか、よくわからないけどとにかく悲惨な状態で目を覚ました。普段あんなに飲んでてあんなに醜態をさらしている僕でも「これは結構悲惨だな」と思った。

起きた時、まだ酒が残っていて全然酔っていたのだけど、それでもこれは「それどころじゃない」と思ったので、迅速かつ穏便に秘密裏に事態の収拾に尽力した。


昼。すごく疲れたので帰る事にした。帰る事にしたのだけど、友達から誘われて横浜に行く事になった。もうフラフラだし財布カラっぽだし、忘れたい事が起こって自己嫌悪中だし、もう新幹線のチケット売り場の目の前だったのに。。。初中華街だあい。うわあい。



●4週目。火曜日。もう無理。死ぬ死ぬ。帰宅。



●おっちゃんから「この前の2000円返します~」とメールが来て、全く意味がわからなかったので詳細を聞くと「オルガンバーの時、私が出してたフードが食べたいからと言ってお金をばんばん渡してきたので7千円もいらないから、とりあえず5千円は返したんだけど、結局何も食わずに寝てたから、その時のお金」だそうで「あんな使い方は危ないよ」と付け足されていた。
その僕の手元に戻ってきたであろう5千円すらどこかに消えているので、あの日起こった事はもういいやと思って「いいよ。あげる」と返信した。しかし、もう一人の僕は破滅でもしたいのだろうかと不思議に思った。こんな奴は文通相手として歓迎できない。


●さらに、さっきトモミーのツイートに「数時間つぶれてたのに復活してウィスキーとロンリコをガンガン飲まされてる師匠にはかないません」と書いてあった。記憶のない僕が自滅的であったとして、誰かそこにのっかって僕を滅しようとしている。一人しか顔が浮かんでこないのだが。


●東京に引っ越そうかとユルく考え始めてたのだけど無理だな。死ぬ死ぬ。

4月2週目以降

●2週目の土曜日。岐阜でDJ。うーん、もう覚えてない。
気が付いたらレコバッグもちゃんと持って家に帰っていた。

最近意識が飛びやすくなってきた。
飛びやすいけど、飛んだ時の僕がしっかりと行動するようになってきた。

あっちの僕は何を考えて行動してるんだろうなどと思いをはせていると、文通相手でも出来たような気分になりますね。なりませんね。


●3週目。一回派手に飲むと、その後生活を立て直すのにそれなりに時間がかかる。
まず二日酔いで一日。レコバッグの整頓しなきゃなあとげんなりしながら一日。お金いくら使ったのか通帳を見てみたり、節約してみたり、どうせ無駄だと自棄になってみたり。そんなこんなで無駄に時間を消費していると数日後には元の生活に戻ります。戻ったと思ったら「ああもう金曜日か」くらいの感じです。


●3週目の週末。まず土曜日。ヨネの結婚式。
遊民いないし、大順いないし、渡会ちゃんいないし、ゼンもいない。なのに僕はいる。9個も年上の僕がポツンといる。祝いたくないわけでもなくて、式が嫌なわけでもなくて、ただ場違いではなかろうかと何度思った事か。微妙に恥ずかしかった。
それを察してなのか、それとも予定通りなのか、最後のヨネのスピーチで「ブートビート神谷師匠にも来ていただけて~」と名指しで感謝してくれたのだけど、もうその「ブートビート神谷師匠」っていう言い方がヤバイ。クラブ内で呼ばれるならまだしも、結婚式でそういう関係の人少ない中でその呼び方はバカっぽい。呼んだヨネも呼ばれた僕も両方しっかりバカっぽい。もうめーちゃくちゃ恥ずかしいのであります。
でもバカだけどかわいいタイプだよな、ヨネは。と思った。顔を真っ赤にしながら思った。

さて、ヨネの結婚式の後は打ち合わせで渋谷。今度リミックスをする事になったバンドのボーカルの人と軽く顔合わせしましょうという内容。でも急いで駆け付けたらハニーだった。普通に知り合いじゃないか。顔合わせいらないじゃないか。

その後は加藤さんを連れて「じゃあオルガンでも軽く行きましょうか」 という事になってオルガンバーへ。そしたら平林さんがいた。やっすの計らいで「たぶん神谷さん、今日オルガンきますよ」と平林さんを誘ってくれたそうな。
平林さんもいたからテンションあがったのと、もう結婚式と打ち合わせてだいぶ飲んでいたのでオルガンバーに入ってからの記憶が30分くらいしかない。それ以降に僕に会った人は、いま日記を書いている僕じゃないほうの僕です。

で、どれだけ飲んだのか分からないけど、何時にクラブを出たのか分からないけど、気が付いたらマンガ喫茶にいた。マンガ喫茶にいたけど、金がなくて入れてもらえてなかった。銭湯の会員証を提示してなんとか入ろうとしていた。意識が戻ったのでとりあえずマンガ喫茶を出る。お金をなんとかせねば。
いつもの僕なら意識が戻ったのだからコンビニのATMでお金をおろしてまたマンガ喫茶に戻るのだけど、今回の僕は昼間っから相当な酒を飲んだせいか「お金ってどうやったら手に入るか分からないよう。もう家にも帰れないよう」と思い始めてちょっと泣き始めた。友達に「お金がないんだよう」とメールもしていた。

1時間くらい本気で困って、宇田川町をさまよって、それからやっとマンガ喫茶に入れた。


2013-04-17

もう4月か

●3月は家に引きこもってトラック作りしていました。無理やり4曲提出したのですが、たぶん全てボツでしょう。手応えがまるでない。

●3月31日。暖かくなってきたので多賀大社へ。
車で行って、車の中に自転車を積んでもらっておいて、多賀大社を参拝後に現地で解散。
そして僕は自転車で帰るというわけです。3月の運動不足を一日で解消してしまおうというわけです。

まあいざという時のために折りたたみ自転車にしておいたので、心が折れたら、自転車をたたんで電車に乗ってしまえばいいので気楽だったのですが、実際のところ、山道ばかりでどこにも電車が走ってなかったので、四日市までは「電車に乗る」という選択肢はなく「自転車で帰る」の一択だったし、僕はこういう事で心が折れた事がないので結局は四日市を越えても自転車で頑張りきった。16時間かかった。

高校の頃にも大阪まで自転車で行っているので、20年ぶりに鈴鹿峠を通ったけど、峠を越える時に、20年前の僕が仮眠をとった場所を通った。
峠の一番上あたりの街灯もない場所で、ガードレールはあるものの幅1mくらいの細い歩道。
20年ぶりに見たが、やっぱりなかなかすごい場所だった。こんな場所で、深夜1時過ぎによく寝れたものだ。
いままでは、自分のこういう面を「たくましい」とか「タフ」とか思ってたけど、改めて「こんなとこで寝るやつは、ただ不気味なだけだ」と思った。死体にしか見えない。


● 4月1週目。姪(ソナ 6歳)と二人で名古屋市科学館へ行ってきました。
ソナが喜ぶようなものが体験ブースがたくさんあったのだけど、保育園を卒業して、小学校が始まる前のこの時期は、同じ年齢らしき子達が大量にいて、うちのソナは押しが弱いので、横入りされ放題でほとんど何も手がつけられない状態だった。
これも社会勉強かなと思って、僕は遠くから「ソナがんばれ~、横からはいっちまえ~」と笑って見てた。が、そのあと欲求不満になったソナが僕に対して八つ当たりしてきたので大いに困った。

だいぶ執拗にわがままを言われた。公園行きたいだの、さっきの科学館戻るだの、「何かしたい」とアバウトな要求もしてきたし、マック食べたいと言い出すからマック行って、買ってきたら「もういらない」とか言われた。こいつこの歳でこれやるのか。と、ちょっと感動したがもう二度とソナの子守はしない。 疲れた。


●4月2週目。土曜日。岐阜でDJしました。

長くなりそうなので、ここでいったん区切ります。でわ。