2017-08-23

老兵

8月21日。肝臓を休めるために絶食した。もちろん禁酒。全然寝れない。

8月22日。大仏バーナイト当日。朝6時半から並んでスロットで2万負けた。帰宅後、ブロッコリースプラウトが肝臓に良いらしいので大量摂取。ハイチオールCも良いらしいので大量摂取。酒を飲む前に油物を食べたほうが良いらしいので串カツを大量摂取。大仏バーナイトの前にこれだけ準備をしたのは初めてで、準備したのは優勝したいからではない。失態しない為の準備。何事も起こさずに無事に帰るための準備。

家を出る直前、急に凄まじい豪雨と花火大会みたいな落雷があった。雲行きが怪しいなんてものではない。渋谷に行くなと神様が言っている。でも大仏君は渋谷に来いと言う。

新幹線に乗ってる最中にヒマだったので、いつも飲んでる酒の量をロンリコに換算してみた。毎日焼酎1リットルくらい飲んでいるが、この焼酎がアルコール度数25%。ということは、純度100%のアルコールを250mlという事で、これを大体アルコール度数80%くらいのロンリコで、ショットグラス50mlで計算したら、たった6杯だった。大仏バーナイトで毎回ショット何杯飲んでいるのか覚えていないけど、そりゃあ倒れるわけだ。

0時にオルガンバーに到着。点数表を見せてもらう。

ビールやカクテルは1点。
ショットは3点
ロンリコ30mlとスピリタス15mlが8点
スピリタス30mlが10点

連続で飲むと2倍。
ノンアルコールを飲むと10点マイナス。

という前回とほぼ同じ感じだったが、ノンアルコールがマイナスになるのは初めて見た。スピリタス30ml飲んでも10点。15mlを2杯飲めば8点+8点に2倍のボーナスがくる。32点。どう考えてもスピリタス15mlダブルの一択。これ以外を飲まなかった人が勝つ。


ショットグラス50mlで計算していたが、15mlだったら全然いけるじゃないかと思ったが、スピリタスのアルコール度数が96%と知って、結局飲めても15杯前後。度数が高いと酔うから10杯程度だなと思った。いつもより頑張る事を加味しても20杯。優勝したかったら、酔いが回る前(飲み始めから2時間以内)で死ぬ気で飲んで30杯が限界。もちろん優勝したくないので15〜20杯が限界だから、点数がスピリタス15mlの8点をダブルで飲み続けて、8×15×2で240点。この辺が僕の限界。もう酒を飲み慣れてるし、大仏バーナイトにも慣れてるし、死ぬ気で頑張る気力は無いので限界は分かる。

オルガンに着いてから、初代、2代目、3代目のチャンピオン3ショットで写真を撮るつもりだったのに初代は地方にいて不参加。3代目は病欠だった。なんで愛知の俺だけ参加してんだ、俺だって地方にいて不参加、で良くないかと気がついた。気がついてしまった。さらにウンコが緑色だった時期もあるんだから病欠でも良いんじゃないかとも思った。思ってしまった。来てしまったじゃないか。よく考えたら、関口君の3連覇に3連敗。そのあとチャンピオン。3代目のレン君の時も参加している僕は何気に健気に皆勤賞という事にも気がついた。このパーティーを1番嫌がっている僕が。全部来ていたのか。

とりあえず点数表を見ると、ジュンヤ君はしょぼかった。予選1位通過のナッシー君が頑張っていて100ちょいで1位だった。ナッシー君は明日仕事なのでいま頑張って早く帰るらしい。明日仕事なら大仏バーナイトで優勝狙うべきじゃないが、若さってこういう事なんだろうなと思った。彼に優勝してほしい。僕はしばらく0ポイントで放置しようかと思ったが、どーせ大仏くんに飲まされるんだろうから最初に「飲んでる感」を出そうと思って、スピリタス15ml×4を頼んだ。あっさり64点。現時点で2位。コレで終わってもいい。むしろ終わりたい。

これいま100点ってすぐひっくり返るなと思ったので、ナッシー君をアオって、帰る前に200点以上は出してもらおうと応援した。あと対抗が僕なのもイヤなのでジュンヤ君もアオろうと思ってジュンヤ君を探した。見つけると彼は何を飲んでいるのか分からないが、とにかく口一杯に含んだ酒を飲み込めずにいた。3分くらいは見ていたが、飲み込めずにいた。点数表を見る限り、スピリタスではなさそう。点数が低い。ダメだ。頼りない。頼れない。

僕が他人の点数ばかり気にしていたら、やっぱりというか、ついにというか、まだ早いよ!というタイミングで大仏君に捕まった。「神谷氏、来てくれて嬉しいから僕がごちそうするんで」と言って、スピリタス15ml×6がきた。「大仏君いくつで?俺がいくつ?」と聞いたら「0-6で神谷氏」という事で不本意の96点ゲット。ジュンヤ君は頼れない。

今のところ、計スピリタス10杯。0時から飲んだから2時には倒れる。頑張っても頑張らなくてもあと30分程度。そしてまた大仏君。「神谷氏、今日はズブロッカが協賛してくれたんで」と言って、ズブロッカを勧められた。勧められたというか推されたというか、押された。
スピリタス15mlだけを飲み続けた者が勝つ。と分かっていたけど、勝つ気はないのでズブロッカも構わない。出てきたのが20杯。構わなくない。「神谷氏、10-10で行きましょう」と、こんな時だけちょっと公平感を出してきたので断れない。不本意かつ非効率な60点ゲット。ラスト2杯くらいで吐気がしたので、僕の限界はあそこだったし、たぶんちょうど計算してた量ぴったしじゃなかろうか。

そして2時を迎えた頃にちゃんと倒れた。寝不足もあるし、40歳目前でもあるので、倒れた僕はもう起きなくて、気がついたら新幹線にいた。昼の1時だった。

何が起きたかを彼女に聞いたが、まあ失態失禁の類はなく、ただただ起きなかった。との事。彼女は僕同様に大仏君を恐れていたのだが、その大仏君が珍しく倒れたと聞いて驚いた。彼女がいうには「あのバケモノは倒れたくせに、たった1時間程度で復活した」らしく、この気力には驚くというより敬意を感じた。

帰宅後に、オッチャンとメールして、今回のチャンピオンはナッシー君ではなく、得点表で目立っていなかったダッシュ君という子が優勝、普通に二足歩行で帰ったそうな。あと大仏君が倒れている僕の腹を殴りながら「先に寝るなよ同志だろ。飲んで戦えよ」と言っていたらしく「老兵にムチを打つ」とはこの事だなと思った。

久しぶりの友達にたくさん会えて、なんとなく歳を感じた1日だった。

大仏君を除いて。

2017-08-20

バイク

バイクがこわけたので売った。

黒いマグザムで静岡の人から買い、直接手渡し、ツーリングしながら帰ったのが2年前。
今回のバイクにもいろいろな思い出があったが、最初のツーリングしながら帰った日からすでにアイドリングに不安を感じたし、黒いマグザムかと思ったら、ちょっとだけ茶色が入ってて「お!いいじゃん」と思ってよく見たら、後ろにデカデカと「メタルオート」というステッカー跡を発見。ヘルメット収納部分を削ってまで車高を低くしてあったので、スクーターの利点である収納スペースがあまり無かったし、車高が低すぎて、下をコスって壊れた。買って1か月もしないうちに修理代7万飛んだ。バイクが必要な時にエンジンがかからない事が頻繁にあったし、バイク旅行の当日にもちゃんと壊れた。さほどバイクが必要じゃない日もやっぱり壊れていた。走行中にブレーキワイヤーが切れた時は死ぬかと思ったし、走行中によくエンストもしたので死ぬかと思ったし、最後に壊れた日も走行中にエンストしたので死ぬかと思ったし、真夏の炎天下の中、バイクを押して1時間以上というのも死ぬかと思った。

とはいえ、数回くらいは旅行も出来たので売った瞬間は「ああ、しばらく不便になるなあ」と寂しい気持ちになったが、買った瞬間からのハズレ感は最後まで払拭できず、思い出のほとんどが苦かったため「もともと不便だったわ!」という怒りのような感情に切り替わった。

バイクを積んだ業者が去って行くのを見届けて、しばらくしてからバイクのカギを渡し忘れた事に気がついて、自転車で届けた。で帰宅して、今度はバイクの中にヘルメットを入れたままだった事に気がついて、また自転車で取りに行った。

最後の最後まで相性の悪いバイクだった。

2017-08-16

いろいろ

夜、彼女が仕事から戻るとワイファイが壊れた事を報告した。
起きたら急に壊れていて、原因不明だからたぶん無償交換じゃないかという事も付け加えた。すると彼女はなぜか「原因不明ではないよ」と言うので

「え!壊したの?」
「私じゃないよ。ナオが酔っ払って昨日ワイファイ蹴ってた」
「え!僕、ワイファイに恨みなんてないよ!あんなの蹴ってもつまんねーし」
「こっちが聞きたいし何回も蹴ってた。他にもこっちが聞きたいような事は毎日たくさんあるよ」
「そういった質問や報告は受け付けておりません」
「あ、そう。でもワイファイはなんとかしようね」

という事で、原因は厄災ではなく僕だった。
サポートセンターに問い合わせて、言われた手順で復旧作業をしたら直った。
結局のところ、ONUやルーターは壊れておらず、蹴り飛ばした事によるランケーブルの破損だった。安く済んだ。うわあい。


エアコンも直った。修理業者が「これは完全に直すにはエアコンの設置し直しが必要かも」と言うので「いくらかかって、何時間かかりますか?」と聞くと「ウチは高いんで、計7万くらいで、時間が〜」「応急処置だけにしてください!」と即答した。エアコン買った金(設置費用含む)より高い。電話で修理をお願いした時は「安くて6000円ですが、1万だったり2万だったりします」と言っていたが、いま7万円という数字が軽々しく出てきて、めまいがした。
もちろんこの業者さんに罪はない。その料金設定でやってこいと言われているだけで、この人達がボロ儲けしている訳じゃない。というかボロ儲けしている気配がない。パチンコどーやったら勝てますかとすごい聞いてくる。サラリーマンが勝つには運です、と答えた。
結局、応急処置というか、エアコンあるあるのガス抜けが原因で、設定し直しと言う根治はさせず、とりあえずガス注入で終了。25000円。電話で修理をお願いした時は「安くて6000円ですが、1万だったり2万だったりします」のあの最安値6000円コースとは一体どれほど軽傷だったのだろうか。リモコンの電池切れでも上乗せ電池代は取られる気がする。コンセントが抜けてた、とかだろうか。

あとはバイクが片付けば、一応は解決。売りたくないけど、彼女は売れとしか言わない。壊れるたびにパーツが新しくなるわけで、もう少し修理したら完全復活の予感もあるのだが「スロットで1000ハマりした後に必ず連チャンするかと言うと、そうでも無いでしょ」と言われてしまっては返す言葉もない。僕に響く言い方をしやがる。

なんとなく、いろいろ解決だなあと2人で安堵した時、大仏バーナイトの事で大仏くんからのメールに気が付いた。フライヤーの画像データや、パーティー詳細が書かれていて、そして入り時間を教えてくださいと書いてあった。DJでもないので入り時間は返信しない。

この真夏の真昼に、カーテン全開のこのリビングが暗く感じた。

酒に寄ってワイファイを蹴って壊すのはまあ良いが、恨みもない人を蹴ったりしない事を願う。蹴ってしまった後に反撃に合わない事はもっと願うし、急にヤル気が出てチャンピオンになろうとしない事を1番願う。

チャンピオンになるとまた来年もベルト返還で参戦で、負のスパイラルが止まらない。



2017-08-14

厄災

寝室のエアコンが壊れたので、とりあえずリビングにベッドを移動させてワンルーム生活になった。すぐに業者が来てくれそうなので別に気にしない。

バイクは完全に壊れた。ヒューズが切れていたけど換えても直らず。コレは相当金がかかりそうなので売り払う事も検討せねば。ダイエットがてら自転車で行動するので気にしない。

ワイファイも壊れた。ワイファイどころかネットも繋がらないのでルーター買い替えねばならない。ルーターなんて安いから気にしな…くない!なんかおかしい!

これは墓参りするとかしないとかじゃない。厄年のせいじゃないかと思えてきた。厄災が忍び寄ってきている。というより、堂々とこっちに向かってきている感じがする。なんなら「おーい」と手を振りながら向かってきている。

こんな時期だから健康診断と大仏バーナイトだけは行きたくない。どちらも僕にメリットはなく、デメリットの可能性だけはとんでもないポテンシャルを持っている。大仏バーナイトなんて厄災確定じゃないか。大仏くんという名の厄災が「おーい」と手を振りながら向かってきている。

大仏バーナイトまであと1週間。気持ちが暗くなってきた。来週の今頃は足が震えている。当日は新幹線に乗る前に姪っ子に電話する。渋谷駅に着いたら、オルガンバーにタワレコの方から大回りして向かう。くれたけビルに着いたら、階段を登る前に両手で頬をパンと叩く。

ああ、またこの日が来るのか。

2016-06-19

大穴

6月17日。久しぶりに渋谷でDJ。
昼3時過ぎの新幹線なので午前中は家でだらだら。

彼女とテレビを観ていたら占いランキングがやってた。僕は2位で「救世主あらわる」で、彼女(看護師)は1位で「仕事の本領発揮」だった。何かしらの示唆がハンパないので、とりあえず「なんか、ごめんね」と謝っておいた。彼女は「1位の気がしない」とわめいていた。

準備をして出発。
夕方に渋谷に着いたものの、やる事がない。まったくない。
加藤さんと合流して、下北のサムライでカレーを食べて20時。もうやる事がない。
DJ前に居酒屋は避けたいので仕方なく満喫。思いのほか刃牙にハマる。

23時。渋谷OTOへ。10分もしたらツー君が来て、1時過ぎにクボタさんも来た。
2時から3時までが僕の出番で、それはまあサクサクと時間が流れた。今日は乗り切った。
と思ったら大仏君が来た。オルガンバーをちょっとだけ抜けてきたのだそうで、もちろん、今朝の占いで言っていた「救世主」は彼ではない。

DJ中にショット飲んだりしていたのもあってか、現実から逃げようとしたのか、もはや彼の姿を見るとスイッチが切れる体質になっているのか、大仏君の顔を見た瞬間から5分と持たずに記憶が無くなった。その後、大仏くんと何を話していたのかは分からないが、大仏バーナイトへの招待が無かったことを願う。あったとしても承諾していないことを願う。初夏に大仏くんに会ったり、電話があったりすると必ずコレの予感がする。

その後は彼女を呼びつけて、ひそひそ声で「いまから秘密の企業をやるから、ナホも手伝ってくれ」と誘った。意味が分からないのでこれはもう意識飛んでると判断した彼女は詳細を聞かずに「分かった!」と快諾して僕からすっと逃げて、フロアの暗闇へ姿を隠した。あとで聞いた僕本人もそれは完璧な対応だと感心したが、結果はというと、暗闇から彼女を見つけだして「ナホのせいで儲け損なったじゃないか!」と大噴火したらしく、自分のことながら「こんな奴から逃げようがねーよ」と思った。週末の明け方に、そんな短時間で、僕は何を転がしてボロ儲けしようとしたんだろう。
あまりにしつこく怒るので外に連れ出すと、しばらく怒ったのちに倒れて終了したそうな。



僕の記憶では、大仏君の顔を見た後、パッと景色が変わって、ツー君の家で、もう次の日の昼だったが、とくに驚きはしなかった。彼女が昨日の介抱の大変さをアピってきた。まあ「救世主だったから仕方ないよね」と、苦し紛れに占いのせいにしてみたが、意外と効果があった。一緒に階段から落ちたらしく、僕も彼女も身体にはたくさんのアザがあったが、人格が入れ替わらなかったのでヨシとする。

せっかくの東京なので、ツー君夫妻と四人で浅草に行った。
まずは初の神谷バーにて電気ブラン。立ち飲みの席で四人でイッキして移動。
彼女が初と言う雷門は工事をしていて、五重塔も工事をしていた。
ハンバーグ食べて、バッティングセンター行って、ホッピー通り?という所へ。
すごいお客の量で、結構若い子もいて、浅草ってこんななんだ、良いじゃないか!と感動した。
とりあえず一通り見てから、さてどこに入りますかとなったが、どの店もぱんぱんだから無理っぽい。ヒロミちゃんが「ゲイの人がやってる大穴物語って店に行こう」と言うが、こんな調子ではおそらく座れないし「ゲイの人がやってる」という部分を推されても、じゃあそこにしよう!とはならない。そこはやめようとも思わないが、まったく響かなかった。
無理を承知で大穴物語を発見。こんなに人が溢れているホッピー通りにして、一体何が起きたんだと聞きたくなるほどにこの店だけ客がいなかった。

とりあえず座って飲み始める。63歳のゲイの人がオーナーで、50過ぎくらいのゲイの人と60以上のおばちゃんが従業員。店の中でとにかくクセの強い歌い方をしていたおじいさんはお客だった。ゲイの人ふたりとも外見は女装しないが、がっちりとオネエ口調だった。

なんだかみんな飲み始めるし、じゃんじゃん振舞ってくれるし、みんなよく笑う。
ココは下北沢で、いま平林さん達と飲んでるんじゃないかという懐かしい感覚になって、僕はこの店がめちゃくちゃ気に入った。

僕は気に入ったが、このいっぱい話しかけてくる感じ、メニューが少ない感じ、そのメニューにもさらに品切れがあるという選択肢のなさ。すでにお店の人が全員なかなか酔っている。カラオケを勧めてくる。いろいろと「これは若い人にはハードル高いだろうな」と思ったし、実際に何組か若い子達が店に入るも、メニューを聞きに行かずに僕らと飲んでたこともあり、何も頼まずに去って行った。


名古屋に戻らなきゃ行けないので、20時に店を出たが、本当はもっと居たかった。
会計が恐ろしく安くて「え?ひとり○○○円?え!四人でこれ?あんなに飲んだのに!?」と何度も聞き返した。家で飲むよりも安いかも知れない。

過去に経験したことのない値段で、江川卓が言うところの「辞書にないコース」だった。