2023-08-28

処置を終えて

家に帰れたのは深夜3時だったけれど、「明日も受診してください」と言われたので、朝11時にまた来る事になった。

そして少し眠って、準備を済ませて朝10時。そろそろ病院に行かねば。歩くのは辛いけど自転車なら乗れそうな気がした。けれど「絶対にタクシーで行け」と彼女がうるさいからタクシーを呼んだ。正解には、呼ぼうとした。何度も電話をしたが繋がらず、繋がっても「30〜40分後になる」と言われた。1時間前から電話したのにもう間に合わない。

仕方なく、彼女には怒られそうだが自転車で行く事にした。やはり、自転車は歩くよりも楽で、タクシーを呼ぶ必要は無かった。快適に走っていると、ちょうど家と病院の中間地点あたりでタイヤがパンクした。なんてふざけた運命なんだろうと自分を恨んだ。彼女の忠告を無視したからって、こんな場所でこんな仕打ちは厳しすぎる。全く歩けないのに、自転車まで押せるわけがない。外は炎天下で、バイクを押した日の絶望感が蘇る。
足の甲の縫った所から血が流れてきて、もう一歩も歩けない。結局、その場でタクシーを呼んで、外でしっかり30分待って病院へ行った。

なんか最近、二輪車と相性が悪い。

2023-08-22

恐怖で震えたのは何年ぶりだろう

 床用ワックスを購入して部屋中を綺麗にした。ついでにと、テーブルにもワックスをかけて、その勢いでテーブルのガラス板を外して風呂場で洗った。これがまずかった。僕の手はワックスでツルツルになっていて、ガラス板を落とした。割れた。足の甲に刺さった。



血が止まらないから、バンドエイドを貼って、ティッシュで押さえて、包帯でぐるぐる巻きにした。完了。


彼女が帰宅したので経緯を報告して「ちゃんと処置したから大丈夫」と僕が言うと、彼女はすぐさま包帯を外して患部を見て「これは処置になってない。洗ってもいない。足腐るよ」と言った。傷口から骨がよく見えた。

彼女はまず足をタオルで拭いてくれた。これが悲鳴をあげたくなるほど痛かった。そして病院に連れて行かれた。タオルで拭くだけでもあんなに痛かったのに、消毒と洗浄をしてから、麻酔をして縫う事になるだろうと彼女は言った。怖くて怖くて身体が震えた。抑えようとしても止まらない。


深夜の病院は患者が数人しかいなかったが、なぜか2時間待たされた。恐怖で震えている中での2時間は精神的にきつかった。


実際の処置は、真っ先に麻酔をしてくれたので、何も痛くなかった。彼女はさも当然という顔をして、「そりゃあ麻酔が先だわな」と言った。

僕は懲らしめられたようだ。