●2月5日。昼に目が覚めた。昨日、DJ後に吐いていたらしく、おかげで二日酔いはほとんどない。
だらだらと準備をして、昼過ぎにラーメンを食べに行った。
移動中、ラーメン屋まで意外と距離があったのと、空腹と、若干の二日酔いのせいで車に酔って、僕は会話に参加できず、ひたすら黙って涙を流していた。
ようやくラーメン屋に到着。車から降りたとたんに元気が出た。
前にテレビで”中毒グルメ”として紹介されていた「火山」というお店。
まず具と麺が入っている熱い石鍋が出てきて、目の前でこの中にスープを注いでくれます。火山のごとく沸騰したやつが飛び散るので、それを紙で避けつつ2分待ってから食べます。
僕は昨日の夕食時、ビールに徹してしまったせいでかなりの長時間を酒とお茶で過ごしていて、空腹が尋常ではなかったので、この2分がとても長いものに感じられて、2分経過後に火山のごとくロケットスタートをしたものの、わずか一口で胃がびっくりして、僕の食欲は瞬時に鎮火した。
僕の脳は食べたくて幾度も箸を手に取ってみるのだが、僕の胃はひたすら黙ってそれを拒否し続けた。
このお店の目の前にハードオフがあったので寄った。最近のハードオフは「もはやレコードには力を入れていません」とびしびし伝わってくるお店が多いのだけど、その中でも「もう期待していないので全部100円でいいですよ」というお店と「力を入れていた頃に貼った値札を貼りかえるのも面倒なので、貼ってある盤はその値段でお願いします」というお店がある。前者はありがたいのだが、後者だと「意外と1000円オーバーばっかりじゃねえか」という事が多々ある。ここは後者だったうえにレーザーディスクの混入率もなかなかのものだったのでササっと見終えた。
次にプレミアムアウトレットに移動した。僕はキーホルダーとインテリア小物を物色。
いまごろになって胃も元気になってきたせいで、もうお腹が減りすぎて集中力が散漫だったが楽しかった。とても広かった。
そしてオチャノバというカフェに移動。もう空腹が限界だったのでサンドイッチを頼んだが「今日はもうパン類は終わってしまいました」という事で、トーストも何もかもが終わってしまっていた。
となると、飲み物で満たすしかないので「お腹が減ったらバナナがいい」という勝手なイメージからバナナシェイクを頼んだ。これが大当たりで甘すぎずめちゃくちゃ美味しかった。最高。ただ体が冷えた。この時期にシェイクはいかん。あやうくお腹的にも大当たりするところだった。
注文した時に、すでに店員さんから「すごく冷えますよ。寒くなっちゃいますよ?いいんですか?」と念を押されたにも関わらず「平気です」と言って頼んだので、いまさら「やっぱり寒くなった」とは言い難くて、僕はそっと上着を羽織って静かにしていた。すぐにバレた。
つづく
2012-02-07
2月
●1月31日。JOKE MICのプロデュースが順調。トラックは全て提出し終えていて、ラップ待ちの状態。2日前に一曲だけラップのデータが届いて、それのミキシングが本日終了。マスタリングは他の人に依頼するので、僕がやるのはあと11曲のミキシング。ちゃくちゃくと終わりつつある。
夜12時くらいから酒飲んで就寝。
●2月1日。朝7時に目が覚めてトイレに駆けこんで吐く。昨日寝たのは朝5時くらいなのでまだ2時間くらいしか寝ていない。二日酔いにしては早すぎる。
昼12時。まだ吐き続けていて、すでに胃液も出ない状態。ただひたすら「オエエエエエエエ!」と言うだけ。言うだけなのになぜかスッキリする。胃を搾っているようなあの感じが重要なのだろうか。
昼3時。やっと吐き気はおさまった。今度はおなかが痛くなった。
夕方6時。寒気がしてきて、熱を測ったら38度近かったので、ようやく「これは二日酔いではないかもしれない」と思い始めて、病院へ行くことにした。病院は空いていたのですぐに診てもらえて、わずか1分程度で「風邪ですね」と言われた。おかしい、私のような引きこもり状態の人間が風邪をひく理由がない。
納得いかないがとりあえず点滴。今年すでに2回目。
帰宅後、熱も出て本格的に風邪っぽくなってきたので安静にした。
●2月2日。だいぶ回復した。でも明後日は栃木だから念のため安静にした。
JOKE MICからもう一曲ラップのデータが届いていたので、これを布団に入ったまま編集した。あと10曲。さらにオバ君からも音源データが届いていた。こっちはダメ出しする程度。しかもほとんどOK。
夜中になって「さすがにもう大丈夫だろ」と思ったので、布団から出て栃木の準備。
「このへんはこんな感じで」と、ざっくり曲順を決めている場所がいくつかあるのだけど、今日はその一部の具体的な繋ぎ方を決めた。
僕は、ビートの強い曲に関して「まあBPMさえ近ければ、アドリブでもきっちり繋がるだろ」と油断しているところがあって、でも意外と本番でキッチリできていない事が多いよなあとは思っていて、今日やっとそのへんの曲と向かいあった。意外とほとんど組み直しだった。
●2月3日。完全回復。アイホンをいじっていて何気に画像データを見ていて、点滴の写真の一つ前にこんな画像データがあった。
コレを見て、僕はある事を思い出して、ツイッターで自分のツイートを調べた。
これのせいであれば、僕は30日の時点ですでに風邪を引き始めていたが気がつかず、夜中に空腹を紛らわすために酒を飲んで寝て悪化してやっと気がついた。ということになる。
https://twitter.com/#!/BOOTBEAT/status/163673240097665025
頭だけじゃなく、結構いろんなところが冷えたようだ。
●2月4日。栃木のカラージャムというところでDJなので、14時に出発。
新幹線の中で作詞した。初めてのことで全然進まないのだけど、曲の方はほとんど完成しているので、いまさら「やっぱりできませんでした」は言いにくい。だから、こういう時間を使って作詞。
栃木に19時着。すぐにカラージャムでサウンドチェック。19時半には準備が済んで、みんなでご飯。前回、このパーティーでDJした時にテキーラを飲みすぎて、まともにDJできなかったので「今回はDJが始まるまでビールしか飲まない」と宣言してビールしか飲まず。これは良い心がけだと自分でも思うのだが、ご飯も食べずにビールに徹する必要はなかった。無理してでも食べておくべきだった。
21時。パーティーが始まるのでカラージャムに戻った。ビールを何本か飲んだ。徐々に「ビールだったらどれだけ飲んでもOKというわけでもないのかもしれない」と思い始めたし、誰かの誘いで結局DJ前にテキーラも1杯だけ飲んだ。それでもまだ倒れるほどでもないけれど、怖くなったので酒は一旦ストップ。
時間はあっという間に過ぎて24時。僕の出番。大丈夫、意識はある。わりとしっかりしてる。
おかげで開始から30分くらいは無難にDJできたのだけど、それ以降テキーラが次々と届けられて、それでもさらに1時間くらいは頑張ったはずだけど、結局DJ中に意識を失った。
気がつくと、パーティーが終わっていて、車に乗っていた。また意識を失う。
次に気が付いた時はリョウスケ君の家にいて、リョウスケ君の若い頃の写真を見ながら「金髪のガイコツだ」とケタケタ笑っていた。また意識を失う。
夜12時くらいから酒飲んで就寝。
●2月1日。朝7時に目が覚めてトイレに駆けこんで吐く。昨日寝たのは朝5時くらいなのでまだ2時間くらいしか寝ていない。二日酔いにしては早すぎる。
昼12時。まだ吐き続けていて、すでに胃液も出ない状態。ただひたすら「オエエエエエエエ!」と言うだけ。言うだけなのになぜかスッキリする。胃を搾っているようなあの感じが重要なのだろうか。
昼3時。やっと吐き気はおさまった。今度はおなかが痛くなった。
夕方6時。寒気がしてきて、熱を測ったら38度近かったので、ようやく「これは二日酔いではないかもしれない」と思い始めて、病院へ行くことにした。病院は空いていたのですぐに診てもらえて、わずか1分程度で「風邪ですね」と言われた。おかしい、私のような引きこもり状態の人間が風邪をひく理由がない。
納得いかないがとりあえず点滴。今年すでに2回目。
帰宅後、熱も出て本格的に風邪っぽくなってきたので安静にした。
●2月2日。だいぶ回復した。でも明後日は栃木だから念のため安静にした。
JOKE MICからもう一曲ラップのデータが届いていたので、これを布団に入ったまま編集した。あと10曲。さらにオバ君からも音源データが届いていた。こっちはダメ出しする程度。しかもほとんどOK。
夜中になって「さすがにもう大丈夫だろ」と思ったので、布団から出て栃木の準備。
「このへんはこんな感じで」と、ざっくり曲順を決めている場所がいくつかあるのだけど、今日はその一部の具体的な繋ぎ方を決めた。
僕は、ビートの強い曲に関して「まあBPMさえ近ければ、アドリブでもきっちり繋がるだろ」と油断しているところがあって、でも意外と本番でキッチリできていない事が多いよなあとは思っていて、今日やっとそのへんの曲と向かいあった。意外とほとんど組み直しだった。
●2月3日。完全回復。アイホンをいじっていて何気に画像データを見ていて、点滴の写真の一つ前にこんな画像データがあった。
コレを見て、僕はある事を思い出して、ツイッターで自分のツイートを調べた。
これのせいであれば、僕は30日の時点ですでに風邪を引き始めていたが気がつかず、夜中に空腹を紛らわすために酒を飲んで寝て悪化してやっと気がついた。ということになる。
https://twitter.com/#!/BOOTBEAT/status/163673240097665025
頭だけじゃなく、結構いろんなところが冷えたようだ。
●2月4日。栃木のカラージャムというところでDJなので、14時に出発。
新幹線の中で作詞した。初めてのことで全然進まないのだけど、曲の方はほとんど完成しているので、いまさら「やっぱりできませんでした」は言いにくい。だから、こういう時間を使って作詞。
栃木に19時着。すぐにカラージャムでサウンドチェック。19時半には準備が済んで、みんなでご飯。前回、このパーティーでDJした時にテキーラを飲みすぎて、まともにDJできなかったので「今回はDJが始まるまでビールしか飲まない」と宣言してビールしか飲まず。これは良い心がけだと自分でも思うのだが、ご飯も食べずにビールに徹する必要はなかった。無理してでも食べておくべきだった。
21時。パーティーが始まるのでカラージャムに戻った。ビールを何本か飲んだ。徐々に「ビールだったらどれだけ飲んでもOKというわけでもないのかもしれない」と思い始めたし、誰かの誘いで結局DJ前にテキーラも1杯だけ飲んだ。それでもまだ倒れるほどでもないけれど、怖くなったので酒は一旦ストップ。
時間はあっという間に過ぎて24時。僕の出番。大丈夫、意識はある。わりとしっかりしてる。
おかげで開始から30分くらいは無難にDJできたのだけど、それ以降テキーラが次々と届けられて、それでもさらに1時間くらいは頑張ったはずだけど、結局DJ中に意識を失った。
気がつくと、パーティーが終わっていて、車に乗っていた。また意識を失う。
次に気が付いた時はリョウスケ君の家にいて、リョウスケ君の若い頃の写真を見ながら「金髪のガイコツだ」とケタケタ笑っていた。また意識を失う。
2012-01-18
音楽とかスロットとか
●最近レゲエやネオスカに興味津々です。昔はそんなに好きではないジャンルでしたし、いままで聴いてた音楽とかけ離れている気もしたのですが、よくよく考えればネオロカやポストパンクのバンドの人たちもレゲエやスカを演奏したりしているので順当な流れなのかもしれません。いまごろ気がつきました。
●「JOKE MICのプロデュース(12曲くらい)」「オバ君のプロデュース(3曲)」「自分の曲(4曲)」の3つを2月下旬までに全部終わらせて、4月から数ヶ月はスロットにどっぷり浸かろうと計画中。スロットに通い始めると、金銭感覚がマヒするのでレコードが爆発的に増える可能性もあって一石二鳥。
そんな事を考えていたらうずうずしたので数軒のパチンコ屋に下見に行った。北斗の拳やばい。楽しそう。
●来週金曜日は新宿OTOでDJします。新宿ジャズ&ジャイヴです。DJは小西康陽、クボタタケシ、平林伸一、BOOT BEAT。
小西さんが2月3日生まれ、クボタさんが1月19日生まれ、平林さんが2月18日生まれなので1月は御三方の誕生日を祝う月にしていますので、みなさん是非乾杯しに来ていただけたらと思います。
●そして再来週の2月4日(土曜)は栃木県でDJします。小山という駅にある「COLOR JAM」という所です。去年もここでDJさせていただいたのですが、その時にテキーラ飲み過ぎてDJ前から意識が飛んでしまったので、そのリベンジです。
このお店、残念な事にもうすぐなくなってしまうそうで、閉店する前にリベンジの機会を与えていただいて感謝しています。しっかりやります。頑張ります。
●「JOKE MICのプロデュース(12曲くらい)」「オバ君のプロデュース(3曲)」「自分の曲(4曲)」の3つを2月下旬までに全部終わらせて、4月から数ヶ月はスロットにどっぷり浸かろうと計画中。スロットに通い始めると、金銭感覚がマヒするのでレコードが爆発的に増える可能性もあって一石二鳥。
そんな事を考えていたらうずうずしたので数軒のパチンコ屋に下見に行った。北斗の拳やばい。楽しそう。
●来週金曜日は新宿OTOでDJします。新宿ジャズ&ジャイヴです。DJは小西康陽、クボタタケシ、平林伸一、BOOT BEAT。
小西さんが2月3日生まれ、クボタさんが1月19日生まれ、平林さんが2月18日生まれなので1月は御三方の誕生日を祝う月にしていますので、みなさん是非乾杯しに来ていただけたらと思います。
●そして再来週の2月4日(土曜)は栃木県でDJします。小山という駅にある「COLOR JAM」という所です。去年もここでDJさせていただいたのですが、その時にテキーラ飲み過ぎてDJ前から意識が飛んでしまったので、そのリベンジです。
このお店、残念な事にもうすぐなくなってしまうそうで、閉店する前にリベンジの機会を与えていただいて感謝しています。しっかりやります。頑張ります。
2012-01-14
泥酔。迷惑メール。連絡。
●熱で寝込んだ時にポカリスウェットを常備していたため、元気になってポカリが余った。
前に大仏君から「ポカリと酒を一緒に飲むとアルコールの吸収が良くなってすぐに泥酔する」と聞いた事があったので、調度良い機会なので試してみることにした。
最近の僕はウイスキーを1リットル飲んでも倒れない。おかげで、ここ2ヶ月ほど「意識がなくなるまで飲んだ」という日はない。久しぶりに泥酔できるだろうか。
●翌日。あっさりと泥酔できた事を確認。そして2ヶ月ぶりのこの不快感。
そういえば泥酔した次の日ってこんなにも暗い気持ちになるんだったな。なんで泥酔したかったんだろう。泥酔して良かった、と思ったことなど一度もない事を思い出した。
●ある日突然、起きたら10件近い迷惑メールがきていた。原因不明。無視し続けるも10分に1回以上のペースで送られてくるので本当に迷惑。それ でも6時間くらいは我慢したが、やっぱり邪魔なので受信拒否設定をすることにした。しかし、送られてくるメールアドレスは全部違っていて、それらを全部拒 否できるのか分からなかったけど「入力した文字がアドレス全体のどこかに含まれている場合は全て拒否」という便利な機能があった。早速、@の後ろのほうに 共通した文字があったので、これを登録した。
すると散々鳴っていた携帯が急に大人しくなった。少し寂しくなってメール画面をしばらく見つめていたが30分待っても連絡はなかった。この寂しさは毛じらみを撲滅させたときと似ている。
しかし1時間後、見覚えのあるメールが送られてきた。つい数十分前まで恋焦がれていたこの文面。さっき拒否設定した文字がどこにも含まれていない新しいアドレスではあるが間違いない。
このメールを見た瞬間の僕の表情を言い表すと「10年ぶりに初恋の人に遭遇」などのようなロマンチックなものとは少し違って、どちらかといえば 「キングボンビに遭遇」のほうがしっくりくる。喜でも怒でも哀でも楽でもなく、激怒だ。毛じらみを撲滅させたときの寂しさなどどこにもない。
早速、さきほど猛烈なアタックを受けていたメールアドレスと、今回の新しいメールアドレスを見比べて、共通している文字を探したがどこにもなかった。アップグレード。
一応、アドレスの最後の文字だけは共通していたのだが、ここを拒否設定してしまうと他の友人達からのメールまでシャットアウトさせてしまう恐れがあるのだがほとんど躊躇わずに設定した。
怒っているのだから仕方ない。この瞬間からパタリとメールが止んだが寂しくもなんともない。2時間待っても3時間待っても、誰からも連絡は来なかった。
友達からさえなかったが、そこは今回の拒否設定とはなんの関係もない。それはもっと大きな「僕の生き方」みたいなものを見つめなおす必要がある。
早朝6時。寝ていた僕は見覚えのあるメール4連によって起こされた。
僕は不思議なほど冷静に「携帯電話以外からのメールを全て拒否する」の項目にチェックを入れて寝た。激怒でもなく、無だった。
それから24時間以上経つが、もう連絡はない。
●という経緯なので携帯電話から以外はメール受けれなくなりました~
前に大仏君から「ポカリと酒を一緒に飲むとアルコールの吸収が良くなってすぐに泥酔する」と聞いた事があったので、調度良い機会なので試してみることにした。
最近の僕はウイスキーを1リットル飲んでも倒れない。おかげで、ここ2ヶ月ほど「意識がなくなるまで飲んだ」という日はない。久しぶりに泥酔できるだろうか。
●翌日。あっさりと泥酔できた事を確認。そして2ヶ月ぶりのこの不快感。
そういえば泥酔した次の日ってこんなにも暗い気持ちになるんだったな。なんで泥酔したかったんだろう。泥酔して良かった、と思ったことなど一度もない事を思い出した。
●ある日突然、起きたら10件近い迷惑メールがきていた。原因不明。無視し続けるも10分に1回以上のペースで送られてくるので本当に迷惑。それ でも6時間くらいは我慢したが、やっぱり邪魔なので受信拒否設定をすることにした。しかし、送られてくるメールアドレスは全部違っていて、それらを全部拒 否できるのか分からなかったけど「入力した文字がアドレス全体のどこかに含まれている場合は全て拒否」という便利な機能があった。早速、@の後ろのほうに 共通した文字があったので、これを登録した。
すると散々鳴っていた携帯が急に大人しくなった。少し寂しくなってメール画面をしばらく見つめていたが30分待っても連絡はなかった。この寂しさは毛じらみを撲滅させたときと似ている。
しかし1時間後、見覚えのあるメールが送られてきた。つい数十分前まで恋焦がれていたこの文面。さっき拒否設定した文字がどこにも含まれていない新しいアドレスではあるが間違いない。
このメールを見た瞬間の僕の表情を言い表すと「10年ぶりに初恋の人に遭遇」などのようなロマンチックなものとは少し違って、どちらかといえば 「キングボンビに遭遇」のほうがしっくりくる。喜でも怒でも哀でも楽でもなく、激怒だ。毛じらみを撲滅させたときの寂しさなどどこにもない。
早速、さきほど猛烈なアタックを受けていたメールアドレスと、今回の新しいメールアドレスを見比べて、共通している文字を探したがどこにもなかった。アップグレード。
一応、アドレスの最後の文字だけは共通していたのだが、ここを拒否設定してしまうと他の友人達からのメールまでシャットアウトさせてしまう恐れがあるのだがほとんど躊躇わずに設定した。
怒っているのだから仕方ない。この瞬間からパタリとメールが止んだが寂しくもなんともない。2時間待っても3時間待っても、誰からも連絡は来なかった。
友達からさえなかったが、そこは今回の拒否設定とはなんの関係もない。それはもっと大きな「僕の生き方」みたいなものを見つめなおす必要がある。
早朝6時。寝ていた僕は見覚えのあるメール4連によって起こされた。
僕は不思議なほど冷静に「携帯電話以外からのメールを全て拒否する」の項目にチェックを入れて寝た。激怒でもなく、無だった。
それから24時間以上経つが、もう連絡はない。
●という経緯なので携帯電話から以外はメール受けれなくなりました~
2012-01-13
年が明けた。熱が出た。
●あけましておめでとうございます。今年は結構頑張ると思いますので、今年もひとつよろしくお願いします。
●新年早々、2日からトラック作り。JOKE MICをプロデュースするという仕事。
「プロデュース」というものは実に幅広くて「ダメだしをする」とか「なんとなく口頭で伝える」というライトなものから、「作詞作曲をする」とか「演奏もやる」とか「さらにジャケデザインも」なんていうヘビーなものまである。どれもプロデュースと呼ぶらしい。
今回の僕はというと「トラック作り~ミキシングまで」で、まあ真ん中くらい。やや重め。
ちなみに、オバ君をプロデュースする仕事は結構軽め。どっちも同じ「プロデュース バイ ブートビート」となる。牛肉にも等級があるようにプロデュースにも「チカラ加減」の等級があってもいいかもしれない。でないと、重い方々に申し訳ない。
●熱が出た。最初は微熱だったがみるみる悪化した。これには原因がある。オヤジだ。
うちのオヤジは精神的にとても弱く、寝不足自慢、体調不良自慢、俺のほうが体が弱い自慢。などなど、病気へのアピールが尋常ではない。風邪など引 こうものなら10分毎に体温を測って微熱アピール。測っても熱が出ていなかった場合は「熱がコモッテイル」と謎の言葉を吐き、体温計では計り知れない体調 不良を訴え続けた。そんなオヤジを見るにつけ「どうせ体調不良なんだったら、何度も測るんじゃねえ!」と僕は何度も怒鳴っていた。
怒鳴っていただけに、一回体温を測ったらもう測れない。微熱だった。「平熱が35度台なので微熱でもそこそこきつい」なんて軟弱な事も言えない。 寒気がすごくて「さっきの測った時よりも確実に悪化している。もう微熱でもなさそうだ」と確信がもてたとしても測れない。頭がくらくらしてもアピールでき ない。とにかく「いや~、なんか今日さみいなあ~」と言いながら我慢した。
この強がりが微熱をみるみる悪化させて数時間後、僕はついに「・・・病院へ行きます」と弱音を吐き、ネットで近所の病院の診察時間を調べてフラフ ラと歩いて向かった。病院へ着くと診療時間が違っていて、まだ開いていなかった。これはツライ。外では待てないし、仕方ないのでフラフラと家に帰ってネッ トで調べなおしたが、僕は間違えておらず病院のホームページのほうが診療時間を間違えていた。
僕はコレにひどく腹を立てて「病人を騙す様な病院にはいかない。もういかない」と弱々しい声で、しかし強い意志を込めてオヤジに言い放った。
コタツに入って1時間ほどすると、僕はなぜか頭がぼうっとして楽しくなってきた。へらへらと笑い始めた。僕は覚えていないのだが、この時点で僕は謎の歌を唄い始め、ヤバイと思ったオヤジは嫌がる僕を車に乗せて病院へ運んだ。
これが良い判断で、病院で熱を測ったら39.8度あった。
点滴、解熱剤、座薬で無事に回復。次の日には元気になった。
●新年早々、2日からトラック作り。JOKE MICをプロデュースするという仕事。
「プロデュース」というものは実に幅広くて「ダメだしをする」とか「なんとなく口頭で伝える」というライトなものから、「作詞作曲をする」とか「演奏もやる」とか「さらにジャケデザインも」なんていうヘビーなものまである。どれもプロデュースと呼ぶらしい。
今回の僕はというと「トラック作り~ミキシングまで」で、まあ真ん中くらい。やや重め。
ちなみに、オバ君をプロデュースする仕事は結構軽め。どっちも同じ「プロデュース バイ ブートビート」となる。牛肉にも等級があるようにプロデュースにも「チカラ加減」の等級があってもいいかもしれない。でないと、重い方々に申し訳ない。
●熱が出た。最初は微熱だったがみるみる悪化した。これには原因がある。オヤジだ。
うちのオヤジは精神的にとても弱く、寝不足自慢、体調不良自慢、俺のほうが体が弱い自慢。などなど、病気へのアピールが尋常ではない。風邪など引 こうものなら10分毎に体温を測って微熱アピール。測っても熱が出ていなかった場合は「熱がコモッテイル」と謎の言葉を吐き、体温計では計り知れない体調 不良を訴え続けた。そんなオヤジを見るにつけ「どうせ体調不良なんだったら、何度も測るんじゃねえ!」と僕は何度も怒鳴っていた。
怒鳴っていただけに、一回体温を測ったらもう測れない。微熱だった。「平熱が35度台なので微熱でもそこそこきつい」なんて軟弱な事も言えない。 寒気がすごくて「さっきの測った時よりも確実に悪化している。もう微熱でもなさそうだ」と確信がもてたとしても測れない。頭がくらくらしてもアピールでき ない。とにかく「いや~、なんか今日さみいなあ~」と言いながら我慢した。
この強がりが微熱をみるみる悪化させて数時間後、僕はついに「・・・病院へ行きます」と弱音を吐き、ネットで近所の病院の診察時間を調べてフラフ ラと歩いて向かった。病院へ着くと診療時間が違っていて、まだ開いていなかった。これはツライ。外では待てないし、仕方ないのでフラフラと家に帰ってネッ トで調べなおしたが、僕は間違えておらず病院のホームページのほうが診療時間を間違えていた。
僕はコレにひどく腹を立てて「病人を騙す様な病院にはいかない。もういかない」と弱々しい声で、しかし強い意志を込めてオヤジに言い放った。
コタツに入って1時間ほどすると、僕はなぜか頭がぼうっとして楽しくなってきた。へらへらと笑い始めた。僕は覚えていないのだが、この時点で僕は謎の歌を唄い始め、ヤバイと思ったオヤジは嫌がる僕を車に乗せて病院へ運んだ。
これが良い判断で、病院で熱を測ったら39.8度あった。
点滴、解熱剤、座薬で無事に回復。次の日には元気になった。
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